「海の家」と呼ばれる場所はあちこちにありますが          「川の家」と呼ばれる場所は多分ほとんどありません。

海の家があるように、川の家があったらいいな。

「川であそぶ」ための場所、「川のほとりでくつろぐ」ための場所、 「川」を入り口にいろんな出会いがある場所…源流でつくろう。

そうして生まれたのが芦生・川の家(Ashiu Kawanoie Project)です。

▼川の家=実験装置
海開きと共に海水浴場には「海の家」がオープンするように、川にも夏季限定で“何らかの拠点”を開くことで、“拠点”=目的地化され、いろんな人が行き交うのではないか、という仮説のもとで行う実験(ラボ)の総称です。ですので、新たに立派な建物が建ったわけでなければ、コンガリ焼けた若者たちがいるわけでも、アップテンポの曲がかかってるわけでもありません。

どのような「カタチ」を持つかは正直未知数で、動かしながら形作られるモノ、来られるヒトとつくっていく変幻性の高い“装置”のイメージです。天気・時間・その日のスタッフのキャラクター&来訪者のニーズ…その瞬間にしか存在しないアレコレに出会って、味わってもらいたいとの思いから、余白多めのデザインです。

▼川の家=自主納税
観光という行為は消費的になりがちで「コスパの良い観光地はどこか」「**のツアーはお得」…といった表現もよく耳にします。限られた時間とお金を有効に使って満足度を高めたいというのは、至極まっとうな考えであることはわかった上で、川の家は(もっというと芦生集落は)そうした観光発想には一石を投じたいと考えました。

そこで、その日過ごした時間・空間・人との出会いなどに対し、来られた方自身が“自分で価値を決めて”貨幣に変えるという「自主納税」方式で運営します。(飲食・貸出・プログラム等あらかじめ価格設定しているものもあるのですが、過ごす時間も過ごし方もそれぞれだと思うので、これはもう、“楽しかったゼイ(税)・また来るゼイ(税)=地域や試みを応援する気持ち=カンパ制にしようという発想)ちょっとチャレンジ。ワクワクします。

▼川の家=ほぼ毎日オープン
「ほぼ毎日」は意志なので、天候等によりオープンできない場合、早めにクローズする場合もございます。(最新情報はhttps://yaseifukki.jp/ashiu/ をご確認ください)もしオープンしていないタイミングだったとしても、朝、賑やかな鳥の声を十分に味わうこと、夜、獣の気配を感じることができます。宿泊されたい方は、芦生・山の家https://kyotomiyama.jp/stay/yamanoie(川の家から徒歩100歩)もございます。